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創業100年の老舗精肉店が手がけるお店「新世界」の秩父名物“豚味噌丼”

老舗精肉店「せかい」が手がける豚味噌丼を味わえるお店「秩父新世界」は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「秩父夜祭」の屋台・笠鉾が通る本町通りにあり、駅からのアクセスも良い人気店です。せかいの豚味噌は観光客はもちろん、地元の方にも昔から親しまれています。

秩父の魅力が詰め込まれたお食事処

大正4年に牛肉の行商からスタートした「せかい」は、業態を変えながら精肉店を営むようになり、令和2年5月に店主が以前から考えていた豚味噌丼が食べられるお食事処「秩父新世界」をオープンしました。

店内は木の温かみを感じる和空間で、1階・2階合わせて48席ほど。店に入ってすぐに目につくのは畳敷きの展示スペースです。

そこに飾られていたのは、お祭りの半纏や小物でした。他にも季節に応じて、ひな人形や五月人形などを並べることもあるそうです。

グループや宴会用の席がある2階には、室町時代の屏風が飾られることも。京都を描いた洛中洛外図屏風は、ご縁があって「せかい」で古くから保管されていたそうです。2階席を利用する際は、ぜひチェックしてみてください。

秩父にきたら一度は食べておきたい秩父名物の豚味噌丼

新世界に来たらやっぱりオススメは秩父名物「豚味噌丼」。香ばしく焼けたお味噌の香りと、丼からはみ出るほどの豚肉が食欲をそそります。

しっかり味が染み込んだ豚肉はとてもジューシーで柔らかく、ご飯がどんどん進みます。

豚味噌は秩父でも人気の郷土料理。味噌漬けはもともと、猟師が捕獲した猪の肉を保存するために始めた方法だとか。熟成した秘伝の手作り味噌に柔らかい豚肉を一枚ずつ漬け込んで、芳醇な味に仕上げています。

豚味噌はお土産や贈り物にも最適

せかいの豚味噌は自宅でも楽しめます。秩父新世界からすぐ近くの「秩父豚肉味噌漬本舗せかい」で、お土産用の豚肉味噌漬けが購入可能。

5枚入りから15枚入りまで、さまざまなラインナップがあるので、目的に応じてお好みを選べます。

社長の大島さんがおすすめする“豚味噌を美味しく食べる方法”は「焼く前にお肉をしっかり常温に戻すこと」と「40秒ずつくらい両面を焼いて、余熱で火を通すこと」。そうすれば固くならず、しょっぱくならずに美味しく焼けるそうです。

残った漬け味噌は、野菜炒め物の味付けにしたり、だし汁で薄めて砂糖を加えて味噌田楽にしても良いのだそう。熟成されたお味噌を最後まで、無駄なく美味しく楽しめます。

お土産の豚味噌を買いそびれた方やリピートしたい方は、お店の通販サイトでも買えます。ぜひチェックしてみてください!

お店の人

世界商事 代表取締役 大島隆芳さん

世界商事 代表取締役 大島隆芳さん

大島さんは地元の秩父夜祭を盛り上げるメンバーでもあります。とにかく秩父のまちが盛り上がることに全力!素敵な方です。

MESSAGE

お店の人からのメッセージ

秩父は都心からのアクセスも良いので、ぜひ何度も訪れてみて欲しいと思います。何度も秩父に足を運んで、自分の好きな雰囲気の通りや、好きなお店や味を見つけてみて欲しい。ちなみに、秩父新世界では割烹屋時代の牛鍋をオマージュしたすき焼き重も食べられるので、豚味噌丼の次はそちらもぜひ。

12月2日・3日の秩父夜祭では屋台・笠鉾の曳回しや屋台囃子、花火などの派手な部分が有名ですが、「諏訪渡り」という静かな神事もあるんです。ちょうど秩父新世界の前は、屋台が静かに通るスポットでもあります。まずは賑やかなお祭りを楽しんで、次はお祭りの静かな部分を楽しむなんていうのもおすすめです。

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秩父の街で100年以上も割烹料理・精肉を手がけてきた「せかい」。その蓄積した歴史の味を気軽に楽しめるのが新しい店舗「新世界」です。秩父名物の豚味噌丼と共に、お店の人との会話も楽しんで、秩父の美味しさ・魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

店舗情報

店舗・スポット名秩父新世界/秩父豚肉味噌漬本舗せかい
ジャンル和食
所在地埼玉県秩父市本町4-1/秩父市本町4-23
営業時間・定休日■秩父新世界
平日: 11:30〜15:00(LO14:30)
    16:30〜18:00(テイクアウトのみ)
土日祝: 11:30〜16:00(LO15:30)
定休日:火曜・年末年始

■秩父豚肉味噌漬本舗せかい
9:00〜19:00
定休日:火曜・元旦
電話番号秩父新世界:0494-26-5257
秩父豚肉味噌漬本舗せかい:0494-22-0169
公式Webサイトhttps://www.sekaishoji.com/

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