“秩父黒牛”はここでしか食べられない逸品!牧場直営の焼肉店「ぎゅうや」
小鹿野町にある焼肉レストラン「ぎゅうや」は、自家牧場「坂本牧場」を営む店主が、平成4年にオープンしたお店です。12年間の牧場経営の後、念願の「ぎゅうや」をオープン。平日は地元客、週末は観光客と、幅広い層のお客さんに愛されているお店です。お店の近くの自家牧場で「秩父黒牛」をていねいに育てているため、リーズナブルで新鮮なお肉が食べられるのが、人気の秘訣です!
大自然の中のログハウスでゆったりリフレッシュ!
ぎゅうやは、西武秩父駅から車で20分ほどの場所にあります。ミューズパークなどの山道を抜けて、緑に囲まれたお店。にこやかな牛さんの看板が目印です。
お店は、ログハウスで落ち着いた色合いの建物。お店の脇には無料で利用できるドッグランも設置されています。
オーナーが動物好きということもあり、お店の裏にはヤギさんも飼われています。
お店に入ると、親戚のお家に遊びに来たような懐かしい雰囲気さえしてきます。テーブル席と座敷席が合わせて60席、広々とした空間が広がっています。
このログハウスは、オーナーの仲間や大工さんたちと手作りで作り上げたものだそうです。旅系のバラエティ番組はもちろん、映画やドラマの撮影に使われたこともあるとか。
メニューにも、看板と同じマスコットキャラクターの牛さんが。イラストは秩父出身の作家・さもじろうさんが手がけています。店内を見回すと、さまざまな場所にさもじろうさんの作品が飾られていて、見つけるたびに「あ、ここにも」と、ちょっと嬉しい気持ちになります。
秩父黒牛が食べられるのはここだけ!新鮮な牛肉を陶板で味わう
牧場で飼育されている「秩父黒牛」はここでしか味わえません。牧場直営ということもあり、貴重なお肉がとってもリーズナブルに味わえます。「サーロイン」150gが1,760円(税込)、「しゃくし(かた)」と「うちもも」は各100gで990円(税込)。平日限定のランチメニュー「特製牛ロース丼」「ローストビーフ丼」はサラダとスープ、ドリンクがついて1,000円(税込)と、観光客だけでなく地元の人からも人気です。
お好みで塩とコショウを振って下味をつけます。ぎゅうやでは網ではなく、陶板でお肉を焼くスタイル。陶板を使うことにより、遠赤外線効果でお肉が柔らかく、煙も少ないのが特徴です。もやし、キャベツ、カボチャなどの野菜と一緒にお肉をお好みの加減に焼いていきましょう。
好みの焼き加減で食べられる!ごはんが止まらなくなる絶品焼肉
レア、ミディアム、ウェルダンといい具合に焼けたら、まずは塩と胡椒だけで味わいます。サーロインの脂が口の中でじゅわっと広がり、繊細な甘みが感じられます。
「うちもも」や「しゃくし」の赤身は、しっかりとした食感で、臭みもなく箸が止まらなくなります。お好みでソースをつけてもOK。ご飯がどんどん進みます!
ソーセージ(税込660円)もおすすめ。細かくミンチにした牛肉100%で作っていて、油っこくなくさっぱりと食べられます。ビールやワインのおつまみにもよく合う!ビーフジャーキーなども自家製で、お土産として購入することもできます。
お店の人
オーナー:坂本正男さん(中央) 店長:永塚裕一郎さん(左) スタッフ:坂野光江さん(右)
ぎゅうやの皆さんは、厨房や接客だけでなく、坂本牧場での牛のお世話も担当しています。牧場経験を活かしステーキハウスを運営する坂本オーナー、長年の飲食店経験を持ち生産者の視点を学びたいという永塚店長、朝早くから牛にミルクをあげたり明るくお店を盛り上げる坂野さん。お客さんに「美味しく安心して楽しめるお肉を提供したい」という皆さんの情熱が伝わってきます!
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今回の取材では特別に、坂本牧場を見学させてもらいました。100頭ほどの牛を飼育しています。発酵飼料のおかげで臭みが少なく、脂に甘味があり口溶けの良い肉質に育つのだとか。
80キログラムほどの子牛を、約2年間かけて800キログラムほどまで成長させて出荷するそうです。大切にこの土地で育てて、そのお肉を提供したい、というオーナーのこだわりを強く感じますね。
この貴重な「秩父黒牛」を味わいに、ぎゅうやへ遊びに来てみてはいかがでしょうか。
店舗情報
店舗・スポット名 | 坂本牧場直営 牧場の焼肉屋さん「ぎゅうや」 |
ジャンル | 焼肉屋 |
所在地 | 埼玉県秩父郡小鹿野町長留3544 (GoogleMapで見る) |
営業時間・定休日 | 焼肉屋 土曜・日曜・祝日 11:30~14:00、土・日曜 17:00~21:00 平日ランチ 月曜~金曜 11:30~14:00 |
電話番号 | 0494-75-3798(みなぎゅうや) |
公式サイト | http://www.gyuuya.jp/ |