新鮮な野菜や果物、手打ちうどんがおすすめ!秩父の玄関口「道の駅みなの」
「道の駅みなの」は農産物直売所とレストハウスが併設された観光客から地元客まで幅広い層に人気の施設です。直売所では新鮮な野菜や果物、お酒やお菓子などの特産品を取り扱っており、レストハウスでは秩父の小麦粉で作った手打ちうどんなども食べられます。
秩父の野菜や果物がそろう、農産物直売所
「道の駅みなの」は国道140号の「道の駅みなの入口」交差点から少し入ったところ、秩父鉄道「親鼻駅」から徒歩9分ほどの場所にあります。
広々とした農産物直売所には、数多くの特産品が並んでいます。
秩父では野菜はもちろん、果物の栽培も盛んです。いちご、ブルーベリー、ぶどう、栗、柿…と、一年を通していろいろなものが並びます。秩父の寒暖差で育った美味しいいちごや、秋から冬にかけて出回る吊るし柿用の「蜂屋柿(はちやがき)」などもおすすめだそうです。
野菜が並ぶ棚の上、ところどころに手書きのポップが並んでいます。「へー、そんなアレンジ方法もあるのか」と、試してみたいレシピを見つけて、ついあれもこれもと手が伸びます。
生鮮食品だけじゃない!秩父の郷土料理やパン工房も
こちらはお肉コーナー!秩父名物の豚の味噌漬けやミックスホルモンなど、焼くだけで完成するありがたい一品です。キャベツや白菜やにんじんなどの野菜と一緒に炒めても美味しいです。
お惣菜コーナーで「みそポテト」を発見。じゃがいもを茹でたり蒸したものに衣をつけて揚げ、甘しょぱいみそダレをかけた秩父の郷土料理です。揚げる際に天ぷらにしてあるものもありますが、こちらのみそポテトはパン粉をつけてフライのスタイルです。
みそポテトが好きな方には、パン工房にある「ちちぶみそぱん」(税込86円)がおすすめ。もともと販売していたコッペパンとは別に、ちちぶみそぱん専用のパン生地を開発したそうです。滑らかなコッペパンにみそダレがよく合います。
店内にあるパン工房では、さまざまな作りたてのパンを提供しています。若い人や子育て世代の人など、いろいろな世代の人に気軽に来店してもらうために2020年にパン工房も始めたそうです。今では並べたそばから売れていき、お昼前に売り切れてしまうパンもあるそうです。
ふっくらもっちり食感の手打ち田舎うどんが食べられる「レストハウスみなの」
ちょっと休憩に、直売所を出てお隣の「レストハウスみなの」へ。「田舎うどん」の暖簾をくぐるからか、無性にうどんが食べたくなります(笑)
広々とした店内にはテーブル席とカウンター席、個室のように使える畳の座敷席もあります。食券を買って受付に渡し、番号が呼ばれるのを待ちます。
「田舎うどん」(税込820円)は、秩父でとれた「農林61号」という小麦を挽いた粉を使って、毎朝手打ちで仕込んでいるそうです。農林61号ならではのふっくら、もっちりとした食感が特徴です。きのこや豚肉、油揚げが入ったつゆにうどんをつけて食べるスタイルで、麺量も大満足のボリューム。なんと通常量で400gも盛られているそうです!(笑)
秩父の郷土料理「わらじカツ丼」(税込1,030円)はお味噌汁とお新香付きです。器が小さく見えるほどのボリュームのわらじカツは、甘辛いタレがしっかり染み込んで、ご飯との相性抜群です。
うどんも丼も両方食べたい!という方には田舎うどんと小さいわらじカツ丼のAセット(税込1,260円)がありますよ。Bセットは天丼とうどんのセットです。ちょっとずつ(と言っても結構ボリューミーですが!)食べられるのって嬉しいですよね。
施設の人
ちちぶ農業協同組合 道の駅みなの副駅長 丸山眞守さん
以前は長瀞から大滝まで、秩父全域の農業を管轄をされていたという丸山さん。多くの生産者さんに関わってきたからこそ、秩父の生産者さんや農産物への尊敬や愛情を感じます。
道の駅みなのから歩いて行ける親鼻河原は、SLの写真撮影スポットにもなっているそうです。景観を楽しんだり、旅の途中のお土産探しや休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
スポット情報
店舗・スポット名 | 道の駅みなの |
ジャンル | 道の駅 |
所在地 | 埼玉県秩父郡皆野町大字皆野3236-35 (GoogleMapで見る) |
営業時間 | 農産物直売所=8:30~17:30/レストハウスみなの=11:00~17:00 定休日:年末年始 |
電話番号 | 0494-62-3501 |
公式サイト | https://www.town.minano.saitama.jp/section/kankou/965/ |