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御神木の気力を授かれる関東最大級のパワースポット「三峯神社」

三峯神社は奥秩父の標高約1,100mに鎮座している、日本全国から参拝者が訪れる“関東最大級のパワースポット”と称される神社です。秩父へ訪れる方の中にも、三峯神社への参拝を目的にしている方も多いのではないでしょうか。週末はもちろん、平日でも観光バスなどが立ち寄り、ご利益を授かりたいと多くの人で賑わっています。

国内でも珍しい三ツ鳥居から、神々の世界へ

三峯神社は西武鉄道「西武秩父駅」からは約40km、片道80分ほどの急行バスが出ています。車やバイクで来る方も多く、広い駐車場(市営駐車場)が用意されています。(二輪車=税込210円、自動車=税込520円)

三峯神社の鳥居は「三ツ鳥居」といって、大きな鳥居の両脇に小さな鳥居が並んだ国内でも珍しい形をしています。

また、鳥居の両脇に鎮座するのは、狛犬ではなく“狼”。
これは、三峯神社の御祭神が「伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉册尊(イザナミノミコト)」の夫婦神で、神様のお使いとして「大口真神(オオクチノマカミ)」という狼をお祀りしているためです。鳥居に限らず、境内の各所で祀られている狼を見られます。

ちなみに、一部ネット情報などで取り上げられている「茅の輪くぐり」のような「8の字を描くように入る」方法は間違いだそう。鳥居は「人々が暮らす世界」と「神々の世界」の境界でもあるため、鳥居を出たり入ったりするのは控えましょう。

境内に入ると、そびえ立つ木々の力強さに圧倒されます。境内の木は丁寧に手入れされ、あまり伐採をしないため、太く大きな木が育っているそうです。

しばらく歩いて右手の階段を上がると「遥拝殿(ようはいでん)」があります。本殿から最も遠くに離れた場所に鎮座する奥宮を、遥拝する場所です。(奥宮までは、歩くと1時間30分ほどかかります)

山々が連なる奥に秩父の街並みも見え、タイミングが合えば、雲海もきれいに見られるそうです。

「随身門(ずいじんもん)」は約220年前に建てられたもの。明治の神仏分離以前は「仁王門」でした。緑が深く生い茂る境内に、鮮やかな門が姿を現し、その存在感から力強さが伝わってきますね。

さらに境内の奥に進んで本殿を目指します。どこを見てもスラリと伸びる木々や鮮やかな緑が美しく、神秘的な空間を歩いているだけで清々しい気持ちになります。

青銅鳥居が見えてきました。ここを上がると本殿です。

手水舎で手や口を清めてから参拝です。

祀られているのは、日本の国や民族を産んだといわれる夫婦神のため、良縁を結んでくれると信じられています。神社は手を合わせてお願いをするところと思われがちですが、お参りに来たら、まずは神様へ感謝を伝えるのが良いそうです。

お賽銭箱の近くの敷石には赤い目の龍が。辰年の平成24年、参拝客が見つけて噂が広まっていったとか。写真を撮ってスマートフォンの待ち受けにする人も居るそうです。

樹齢800年の御神木にエアータッチでパワーをもらう

社前には樹齢800年の大きな杉があり、鎌倉時代の武将 畠山重忠が奉納したもので、「重忠杉」と呼ばれています。畠山重忠は2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場していました。

重忠杉はコロナ以降は直接触れることはせず、手をかざしてお参りをするスタイルになっています。迫力のある重忠杉は、手をかざすだけで、力を分けてもらっているような気がしてきます。

拝殿から少し右手に進んで行くと、たくさんのお社が見えてきます。一つ一つのお社には秩父神社や厳島神社など、さまざまな神社の名前が連なった「摂末社(せつまつしゃ)」があります。御祭神とかかわりの深い神様や、その昔、三峯神社で修行していた山伏達が地元の神様を拝めるために建てたといわれています。「どのお社を参拝した方が良い」などのルールは特になく、「行ってみたかった神社」や「地元の神社」など、どのお社を拝んでも良いそうです。

三峯神社の御神木入り!パワーがこもった「氣の御守」

お守りやお札は、申込用紙に記入してから授与所で初穂料をお渡しして授かります。

三峯神社のお守りは「氣の御守」といって、勇気・やる気・元気がいただけるように御神木のかけらが入れられています。お守り袋の色は緑・青・赤・桃の4色(各1,000円)、お守りは中身が本体なので、袋の色によって効果は変わらないそうです。

参拝の記録に御朱印(500円)を集めている方も多いのではないでしょうか。コロナ後は御朱印を自身で御朱印帳に貼る形式になっています。まだ御朱印帳を持っていない方には、三峯神社の名前が織り込まれた御朱印帳(1,500円)も用意されています。

さらに奥へ「えんむすびの木」とオオカミをお祀りする「御仮屋神社」

境内の奥へさらに進んでいくと「えんむすびの木」にたどり着きます。小屋の少し上を見上げると、しめ縄で結ばれたモミとヒノキが見えます。この2本は種類の異なる木が根元から寄り添っていることから「えんむすびの木」と言われるようになったそうです。

しばらく進むと、見えてくるのが「御仮屋(おかりや)神社」で、遠宮(とおみや)とも呼ばれています。神様のお使いである大口真神(おおくちのまかみ)という狼をお祀りしています。

どこか可愛らしいような勇ましいような狼の姿があちこちに見られます。
三峯神社では狼をお祀りしていることから、畑を荒らす動物を避けたり、悪いものを追い払うことから泥棒を遠ざけたり、お札を貼っていた人が火事に遭わなかったことから火難除けなど、さまざまなご利益があると人々によって言い伝えられてきたそうです。

歩き疲れたらホッと一息。1日20個限定のふるふるコーヒーゼリーも

三峯神社の境内はとても広く階段も多いので、休憩にカフェ「小教院」に立ち寄るのもオススメ。かつてお寺と神社が併設されていた神仏習合(しんぶつしゅうごう)の時代にお寺の本堂や宿坊として活躍していた建物で、平成3年に保存のため改修されました。

小教院ではコーヒーや紅茶(税込550円)、ぶどうやりんごのジュース(税込450円)などのドリンクのほか、1日限定20個の特製コーヒーゼリー(税込450円)が楽しめます。
コーヒーゼリーはお皿を動かすとふるふると動いておいしそう。ゼリーにお好みでシロップをかけて、たっぷり乗ったクリームと一緒に食べられます。

***

パワースポットとして有名な三峯神社。境内を歩くだけでも神秘的な力を感じる所です。日頃の感謝やお願いごと、神様へのご挨拶など、気軽に参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。

詳細情報

スポット名三峯神社
ジャンル神社
所在地埼玉県秩父市三峰298-1(GoogleMapで見る
社務所受付時間祈願受付=9:00〜16:00、授与所=9:00〜17:00
電話番号0494-55-0241
公式サイトhttps://www.mitsuminejinja.or.jp/
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