大きな窓に広がる景色と、こだわりのジェラートを味わう「ジェラテリアHANA」
秩父市街地から少し離れ、森の中の道をしばらく走っていくと現れる「ジェラテリアHANA(ハナ)」は、軽食も楽しめるジェラート専門店です。大きな窓から自然を感じながらゆっくり過ごせる、「何かのついで」ではなく、ここを目的地にしたくなるお店です。

木の温もりと柔らかな陽の光の差し込む、居心地のいい空間

秩父駅から車で20分ほど、定峰峠へ向かう自然豊かな道沿いに「ジェラテリアHANA」はあります。手描きの看板や、入口脇に積まれた薪の山が出迎えます。「こんなところに、こんなお店が」と、ちょっと驚くような場所です。

扉を開けて店内に入ると、大きな窓からの自然光と、柔らかな電球色の照明が灯る空間が広がっています。窓の外にはテラスと自然が広がり、爽やかで優しい雰囲気です。

ウッドデッキのテラス席はペット連れもOK。訪れた3月はまだ芽吹く前の静かな佇まいでしたが、新緑の季節には緑がキラキラと輝くような景色が広がるのだそう。鳥のさえずりや川のせせらぎ、自然の音に包まれながらゆっくり過ごせます。
オーナーシェフの小林さんがこの場所を選んだのは、「四季の移り変わりが、お客さまにも、厨房で働いている自分たちにも窓から見える。この開放的な場所でお店をやりたい」という想いがあったからだそうです。このロケーションをお店に入った瞬間から楽しんでほしいと、大きな窓はいつもスタッフがピカピカに磨いているそうです。

目を引くのは、店の中央に立つ大きな一本柱と薪ストーブ。足元には丸太の断面が敷き詰められて、木の温もりが足の裏からも伝わってきます。冬にはストーブの火の温かさに包まれながら過ごせるのも、このお店ならではです。

天井を見上げると、グリーンとフェアリーライトで作られた大きなアレンジメントが静かに輝いています。店内のあちこちに飾ってあるオブジェは、小林さんの奥様・慶子さんが手作りしたりセレクトしたもの。北欧テイストを軸にした、どこか手仕事の温かさが漂う空間です。
ショーケースに並ぶ、素材にこだわった12種類のジェラート

カウンターのショーケースには、常時12種類(定番6種と季節限定6種)のジェラートが色とりどりに並んでいます。どれにしようかと眺めながら迷う時間も、楽しみのひとつ。訪れるたびに顔ぶれが少しずつ変わるのも、リピーターが多い理由のひとつかもしれません。(シングル=税込420円、ダブル=税込710円、トリプル=税込950円)

季節のフレーバーも見逃せません。冬から春にかけていちごを使ったものが登場し、旬の素材を活かした味わいが楽しめます。ジェラートのベースには一般的な高温殺菌乳ではなく低温殺菌乳を使っています。素材の違いがそのまま味に出るのだそうで、「同じレシピでも、牛乳を変えただけで味が全然違った」と小林さんも驚いたほど。実は牛乳が苦手だという小林さん自身が、この牛乳に変えてからミルクジェラートをおいしいと感じるようになったのだとか。
ジェラートを存分に楽しむ、食べ比べやフロートやワッフルも

ホールマネージャーの井隝さんの一押しは「蕎麦(そば)の実」。「何か、秩父らしいものを」と誕生したフレーバーだそうです。そば茶から着想を得た香ばしさが特徴で、一口食べるともうちょっと、もうちょっと、と続きを食べたくなるおいしさです。
「いちごのミルフィーユ」は、焼き上げたパイ生地をジェラートに後から混ぜ込み、最後の一口までパリパリの食感が続くよう工夫されています。酸味豊かないちごの品種「女峰」を追熟させてから加工することで、果実の香りをしっかり残しているのがこだわりです。

ジェラートを使ったフロートメニュー(税込850円)やワッフル(税込820円〜)も揃っています。「ジェラート屋が本気で考えたシリーズ」第1弾として登場したアイスクリームソーダは、ベースに小鹿野町の戸田乳業のメロンソーダを使用。ミルクジェラートとのバランスを整えるため、お店ならではのひと手間を加えているそうです。

ジェラートはテイクアウトにも対応しています。クール便でのお取り寄せも可能で、また食べたくなったときの自分用はもちろん、大切な人への贈り物としても喜ばれているそうです。
イタリア人の友人から受け継いだ、もちっとした自家製ピザ

甘いものだけではなく、フードメニューも充実しています。自家製のピザは、開店当初からの人気メニュー。開店からまだ2日目というところに、イタリア人の友人・カルロさんが訪ねてきて、生地の作り方を直接伝授してくれたのだそう。薄くカリッと焼いたタイプではなく、フォカッチャに近いもちっとした食べごたえが特徴です。

小林さんの一押しピザは「キノコとソーセージのピザ」(税込890円)。チーズがとろりと伸び、しめじのうまみとソーセージの塩気、玉ねぎのほんのりした甘さが生地と絡み合います。コールスローも添えられ、一人で食べるのはもちろん、誰かとシェアしながら食べるのもいいですね。
毎日焼いている自家製パンのホットドッグ(税込740円〜)も、創業当初から変わらない人気メニューのひとつです。

お隣には、HANAの装飾を手がけた慶子さんが営む雑貨店「EENY MEENY MINY MO(イニミニマニモ)」が並んでいます。慶子さんがひとつひとつ選び抜いた雑貨が並ぶ小さなお店です。こちらにも、ぜひ立ち寄ってみてください。
お店の人
ジェラテリアHANA オーナーシェフ 小林洋久さん

***
クリームソーダが運ばれてきたお皿に、手描きのイラストの入ったおてふきが添えられていました。その小さな一枚に、なんだか嬉しいぽかぽかするような気持ちになりました。

ジェラートやピザ、景色、お店の人たちの温かさ。ほっとする居心地の良さを感じるお店です。秩父の旅の途中、「ジェラテリアHANA」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
スポット情報
| スポット名 | ジェラテリアHANA |
| ジャンル | ジェラート専門店 |
| 所在地 | 埼玉県秩父市定峰514-1 (GoogleMapで見る) |
| 営業時間 | 8:00〜17:00(L.O. 16:00) |
| 定休日 | 木曜日・金曜日 |
| 電話番号 | 0494-25-2785 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| 公式SNS | Instagram / Facebook |
























